甘南備山逍遙にようこそ
甘南備山逍遥  甘南備山遠望 2000.9.2  更新
木津川堤防から望む甘南備山
 この甘南備山は京田辺市の「主峰」で、地元ではみんな知っています。かつて平安京が定められた時には、この山が京の真南に当たるということで、「朱雀」に見立てられたということを、何かで読んだことがあります(未確認情報)。
 散策道も良く整備され、展望台や休憩所もあります。山頂には甘南備神社があり、大切にされています。北の尾根の休憩所は、藤棚になっていて、ここからの眺めも良く、犬をつないでゆっくりできて、お勧め。甘くて冷たい紅茶でも飲んで休憩すると、グッド。京田辺市街はもちろん、城陽や宇治方面が良く望めます。
 登り口には数台程度の駐車スペースもあり。ぐるっと回って降りてきて約2時間、超お手軽なウォーキングコースとして楽しんでいます。
木津川堤防から見た甘南備山
薪地区から見た甘南備山
高架道路は京奈和自動車道。
手前の川は手原川。

 ところで皆さん、この川の護岸をご覧になって、どう思われます?。この上流も工事が完了して、もう本当に山の際までこの調子でコンクリートで固められてしまいました。この辺りでは井手町のホタルが有名ですが、この川の上流でも源氏ホタルを見ることができます。今年の夏の夜、この川の上流に(この写真の撮影位置からほんの数百メートル)ホタルを見に行きました。誰もいない、暗い農道を行くと、あっ、いた。たった一匹、月明かりの中、黒々とした甘南備山を背景にして、白く光り、見えなくなってまた光り、飛んでいきました。なんとか、生きていたか〜。川底は掘り返され、コンクリートで固められてしまったのにねー。でも、もう来年は見ることができないかも。
甘南備山
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